施設概要
【法人設立 昭和32年5月】
宮崎県大島振興協会の歴史
太平洋戦争の末期に沖縄等の南西諸島から強制疎開によって多くの人々が宮崎に移住してきました。宮崎県は疎開者の就労の場として県営授産場を設置しその中にいた、琉球漆器の技術者を中心として漆器制作を授産科目の一つとして始めました。
昭和32年5月、社会福祉法人宮崎県大島更生指導協会が設立され、社会福祉事業法による授産場を設置し、地域の生活困難者に対しても就業の場を確保し、その後生活保護法により授産場に変更するなど幾多の変遷を経て昭和48年4月、法人名を宮崎県大島振興協会と改称すると共に同年4月に身体障害者授産所を開設、昭和56年4月には身体障害者通所授産所も開設して、いずれも漆器製作を授産科目とする一貫作業「宮崎漆器工房」として今日に至ります。宮崎漆器は現在、全国で唯一、漆器製造を授産科目に持ち障がい者が製造に携わる極めて稀な漆器産地となっています。
保護授産施設 大島授産場
開所 昭和37年5月
定員 20名
障害者支援施設 大島身体障害者授産所
開所 昭和48年4月
事業内容 施設入所支援、生活介護、就労継続支援B型
定員 施設入所支援 30名
(内訳)生活介護 10名
就労継続支援B型 20名
障害福祉サービス事業 大島身体障害者通所授産所
開所 昭和56年4月
事業内容 就労継続支援B型
定員 20名
お問い合わせ先
宮崎漆器工房展示場
社会福祉法人
宮崎県大島振興協会 宮崎漆器工房
■TEL
0985-25-3668
(月曜日から金曜日 8:00~17:00)
■ FAX
0985-25-3649
■メールアドレス
urushimi@miyazaki-catv.ne.jp
■住所
宮崎市大島町北ノ原1029番地
■アクセス
お車:宮崎神宮駅から車で10分
バス:橘通りバス停「雁ヶ音団地線、動物園線(波島経由)、シーガイア線(波島経由)」のいずれかに乗車
→「大島入口」バス停で下車、→徒歩2分